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入浴施設にレジオネラ菌、3人発症し1人死亡

  埼玉県は14日、北本市二ツ家の日帰り入浴施設「湯楽ゆらの里 北本店」を利用した男性3人がレジオネラ症を発症し、このうち1人が死亡したと発表した。

 同施設の浴槽から基準値(100ミリ・リットル中10個未満)を超すレジオネラ菌が検出され、県は同日、営業停止処分にした。同施設は3日から営業を自粛している。
 県疾病対策課によると、死亡したのは、桶川市の男性(66)。5月18〜21日に複数回利用した後、29日に発熱と呼吸困難で入院。今月3日にレジオネラ症による肺炎で死亡した。
 ほかの2人は、県北東部に住む83歳と60歳で、死亡した男性と同じ時期に入浴後、肺炎などで入院した。60歳の男性は既に退院したが、83歳の男性は重症で入院中という。
 県鴻巣保健所が5月末に同施設の全14浴槽を採水したところ、男女の露天風呂から基準値を超えるレジオネラ菌を検出。死亡した男性から検出された菌の遺伝子パターンと一致していることが14日に判明し、同施設が感染源と特定した。
 県条例は、浴槽の循環濾過ろか器を1週間に1回以上洗浄することなどを定めており、同施設の責任者は「規定通り洗浄をしていたが、消毒用塩素の濃度が不十分だった可能性がある」と話している。県は、同施設の利用後に発熱などの症状があれば、医療機関を受診するよう呼び掛けている。
 この日、同施設の入り口には「当面の間、設備不良のため休館」との看板が置かれていた。2002年のオープン当初から週に1、2回訪れているという、桶川市の主婦(52)は「遠方から来る人もいる人気店。従業員が頻繁に浴室内のゴミ拾いをしていて、とても清潔で気に入っていた。信じられない」と驚いていた。
 同施設を運営するサンフジ企画(東京都渋谷区)によると、関東に同様の入浴施設19店舗を展開。このうち県内には5店舗がある。


2014年06月15日(読売新聞) 

<コメント>
現在は、レジオネラ症感染した患者と潜伏期間内に訪れた施設の浴槽水から採取したレジオネラ属菌の遺伝子パターンが一致すれば直ぐに感染元を特定することができるようになっています。

塩素管理している施設であれば、濃度測定結果を3年間保管する義務が施設側にあるため、これらの記録を怠ると条例違反となってしまいます。このような場合に備え、帳票類はきちんと管理しておきましょう! 

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